食べてストレスフリーに! (愛の郷だよりバックナンバーより)

ストレスの原因には、人間関係や心の問題などによる精神的なものと、環境や疲労、栄養不足などによる肉体的なものとがあります。ストレス解消には、気分転換と抗スト
レス作用のある栄養素の摂取が役立ちます。

栄養素としては、ストレスを感じたときに消費されてしまうたんぱく質やビタミン C、ビタミン B 群などをしっかりとりましょう。カルシウムやマグネシウムは、不足すると神経を興奮させ、イライラの原因となります。これらを普段から充分に補給しておくとよいでしょう。
心を休め、ビタミン C やカルシウムなどの栄養素をしっかり摂取することで、ストレスやイライラ、それらが原因で起こる不眠を予防、解消できます。スポーツや趣味など、
自分なりのリフレッシュ法をもてればなお効果的です。

また、イライラやストレスは体の疲労によっても起こるため、充分な睡眠で体を休めることも大切です。
寝つきが悪い時は、眠る前にカモミールなどのハーブティーや温めた牛乳を飲んで気持ちを
リラックスさせるようにしましょう。

●主食にはビタミン B 群やマグネシウムが豊富な玄米や
胚芽精米のごはん、小麦胚芽パン、そばなど
●主菜にはたんぱく質と、その代謝に不可欠なビタミン
B6 の両方を含むカツオ、マグロ、サケ、大豆製品など
●副菜には、カルシウムが豊富なモロヘイヤ、青梗菜、
小松菜のほかセロリ、枝豆、玉葱、海藻など
●他にリラックス作用のあるアミノ酸やカルシウムを含
む牛乳やヨーグルト、ビタミンCの多い果物など
をしっかり摂るように心がけましょう。