「コンサート指向型音楽療法」 (愛の郷だよりバックナンバーより)

今回はセントポーリア愛の郷で行っている音楽療法のひとつ「コンサート指向型音楽療法」についてご紹介します。

この音楽療法は、ご入居者にコンサートに出演して頂く事で普段味わえない緊張感や、達成感を味わって頂くのはもちろん、本番に向けて練習する中での他の方との交流や、生活にハリを持って頂く事等を目的に行っています。

合奏に使用する楽器は主にトーンチャイムですが、参加者の皆さんの音楽経験や好みに合わせてギターや打楽器等を用いる事もあります。「音楽は好きだけど楽器は出来るか不安」という方にも出来るだけ簡単に、楽しく演奏して頂けるような編曲を行い、皆さん毎回本番では素晴らしい演奏を披露されます。普段触れる機会の少ない楽器を演奏出来るという事もあり、コンサートを鑑賞されたご入居者が自ら参加したいとおっしゃる事も少なくありません。

毎年11 月の「文化発表会」、4 月の「若葉を眺める会」で演奏が披露されています。

 

https://ryokuhokai.com/pdf/201610.pdf