月別アーカイブ: 2023年3月

3月のイベントは何でしょう?そして新しい取り組みもはじまりました!

こんにちは。セントポーリア愛の郷 音楽療法士の松永です。

3月にはいると段々あたたかくなり、春らしくなってきましたね。

職員よりうぐいすが鳴いていますと聞き、外出時に耳をすましてみましたが

なかなか鳴いてくれず、、、

まだかなぁと思っていると、3月6日の朝にはじめて「ホーホケキョ」と

声をききました!

個人の音楽療法の際に、「今日、うぐいすの声を聞きましたよ。」と話すと

「え、そうなの。」と驚かれ一緒に『春が来た』を歌いました。

「春だな、と感じる時はどんな時ですか?」と尋ねると

「そうやね。ぽかぽかしてきた時かな。春が一番好きです。」と

言われていました。

春は、お花もたくさん咲いて私も好きですが、花粉症の人は大変な季節が

やってきましたね、、、、

ニュースで、10年に一度レベルの花粉の大量飛散となり量は去年の12倍と

ききました((+_+))

お花と言えば、先日梅をみにいってきましたが、赤、白、ピンクと

色とりどりのお花が咲いていましたよ。

白梅

佐橋紅

栄冠

 

ショートご利用のお迎えの際、「梅が満開でしたよ。」と話すと

「梅は咲いたか~桜はまだかいな♪」と歌われ、「いい声ですね。」と

言うと「ははは。そうかな。」と一緒に笑いました。

 

先日、たまたまチラシをみていると春の訪れについての記事がのっていました。

梅・桃・桜はいずれもバラ科の植物で、花びらは同じ5枚。

見分け方は「花びらの先端の形」ですが、わかりにく場合は

軸も参考にしたらいいそうです。

わかりやすいのをみつけました!

梅・桃・桜の見分け方

今まで意識してみたことがありませんでしたが、これからは軸にも

注目したいと思います。

そして開花時期は

梅は1月下旬~4月下旬ですが、品種が500種以上あるといわれており、代表的な紅梅と白梅だけ

でも1か月ほど開花時期が異なるものもあるそうです。

確かに、私が梅をみにいった時も、しだれ梅は少ししか咲いていませんでした。

桃は、3月中旬〜4月下旬ですが、桃が先に開花することがあったり、寒暖差や地域差によっては

開花時期がほぼ重なることもあるそうです。

桜は、3月中旬〜5月上旬で、例年最も早く開花する沖縄は、なんと冬に咲き始めるそうです。

本州や九州などの気候が温暖な地域は、3月中旬頃から開花が始まり、

春が遅れてやってくる北海道は、最後に開花するそうです。

基本的には、梅が咲いて次に桃が咲いて、桜が咲くようですが

地域や種類によってもさまざまなんですね。

 

桃の木といえば、『春よ来い』という歌の2番に

(おうちの前の桃の木の つぼみもみんなふくらんで~♪)

という歌詞があります。

音楽療法の際に、「桃の木をみたことがありますか?」と

たずねると「家の庭に咲いてたよ。近くの家にあったよ。」など

皆さん身近にみておられたと聞きました。

梅や桜はよく目にしますが、そういえば桃の木をちゃんとみたことがないなと思い、

「どんな花ですか?」とたずねると「濃いピンクで、花の後に桃がなっておいしいよ。」と

教えてくださいました。

「桃栗3年!」と言うと、声をそろえて「柿8年!」と返事がかえって

きました。

家の近くの花屋さんにも桃の木がきれいに飾っていました。

「あ!これが桃の木なのね。」近くでじっくりみたのははじめてでしたが

濃いピンクで花びらもとってもかわいいですね(^^)/

桃の木

『うれしいひな祭り』の歌詞の中にも、

(あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花)とありますよね。

セントポーリア愛の郷の玄関にも、お雛様が飾られました。

玄関入って左側には、かわいらしいお顔のお雛様!

お雛様

玄関はいって正面には、お内裏様とお雛様が!

お内裏様とお雛様

フロアにもお雛様が飾られたり、

 

かわいい飾りつけがされています。

お雛様の飾り

 

セントポーリア愛の郷では、3月3日にひな祭り会が開催されました!

ひな祭り会の昼食は、ちらし寿司でした!

ひな祭りの昼食

午後からは各ブロックで、趣向を凝らしたイベントが行われ

人間雛や顔出しパネル記念撮影、酒粕パウンドケーキ作りや甘酒のいい香りも漂い、

皆さんの笑顔があふれていましたよ。

お雛様に変身

顔出しパネル

お内裏様とお雛様と記念撮影

酒粕パウンドケーキ作り

おやつもおいしそうでしたよ。

ひな祭り会のおやつ

ひな祭り会の動画をYouTubeにアップしていますのでご覧ください(^^)/

 

 

そして、3月6日にはご入居者によるコンサートがありました!

フラダンスやコーラスをやっていた方、珍しいさざなみドラムという楽器を使っての

即興演奏など、音楽療法士と一緒に披露させていただきました。

出演者は、お化粧やマニキュアをされ、コサージュやスカーフ、フラダンスの衣装も

とても素敵でした。職員協力のもと、心温まるコンサートとなりました。

フラダンス

歌唱

さざなみドラムの即興演奏

コンサートで使用したさざなみドラムという楽器ですが、

金属製の音階打楽器で、ヒーリングミュージックにも

使われています。

バチで一つの音を叩くと倍音とよばれる複数の音が聞こえ、

包み込まれているような不思議な気持ちになります。

音楽療法のセッションでも、取り入れており「この辺を叩くのかな。いい音やね。」

と皆さん興味深々でしたよ(笑)

YouTubeに動画をあげていますので、よかったら音色を聞いてみてくださいね。

 

そして3月10日には、にぎわい喫茶があり音楽療法士によるコンサートを

させていただきました。

今回はじめて大正琴に挑戦し、『さくら』『春よ来い』(松任谷由実)を演奏させて

いただきました。「私も歌いたい!」「弾いてみたい!」と飛び入り参加もあり、

とても盛り上がりましたよ。

岸壁の母

大正琴

にぎわい喫茶コンサート

 

春のレクリエーション動画も作成しましたので、よかったら一緒に歌ってみて

くださいね♪

 

そして、この度セントポーリア愛の郷では、介護記録の音声システムの運用が

はじまりました!音声入力ではその時に得た情報をリアルタイムで入力

することができ、ヘッドセットで職員同士の連携もよりスムーズに行える

ようになりました。業務の効率化が高まり、ご入居者・ご利用者との時間が

より確保できるようになるため、これまで以上に質の高い介護の提供が

期待されます!

介護記録音声入力システム

介護記録音声入力システム

ヘッドセット装着

 

そして、高校や専門学校で出前授業をウェブなどでもさせていただいています。

今回は、ちょっとしたご縁から兵庫県立龍野高等学校のウェブ授業で前田管理栄士が

講義をさせていただきました。

学校の課題研究で生徒より、嚥下状態が低下している方でも食事を楽しみ、

おいしいものを食べてほしい、自分たちで嚥下食を開発したいという熱いメッセージが

届きました。

そのために、高齢者施設の食事や嚥下食品の特徴、管理栄養士の仕事について

ききたいとのことでした。

その後も、生徒が作成したレシピの試作へのアドバイスを行い、

実際に考案したメニューの試食などもさせていただきました。

その後、御礼のお手紙をいただきましたので一部紹介させていただきます。

(この度は、理事長様をはじめ皆様のご協力のおかげで、完成度の高いオリジナルレシピを

完成させることができました。特に、前田様の高齢者の食事についての講義を受け、

更に高齢者向け嚥下食品の開発の研究を深化させることができました。)

これからも介護の裾野を広げるため、スタッフ一同様々なことに挑戦し

がんばって参ります(^^)/

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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一月往ぬる、二月逃げる、三月去る!

こんにちは。セントポーリア愛の郷 音楽療法士の松永です。

「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」といいますが、

1月、2月、3月はほんとにはやいですね。

先日の音楽療法セッションでも、ご入居者ご利用者の方に

「1月は往ぬる。2月は~」と言うと皆さん声をそろえて、

「逃げる!3月は去る!」といわれていました。

お正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを、

調子よくいったものだそうです。

2月の行事といえば節分ですよね!

改めて調べてみると、

節分はなんと年に4回あることがわかりました!しりませんでした。

季節の変わり目を表す「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日の4回が

節分となり「季節を分ける」という意味だそうです。

なるほど、よくよく考えてみるとその通りですね。

節分では炒った豆を撒いて鬼(邪気)を払い、年齢の数だけ豆を食べることで一年を健康に

過ごせるといわれていますが、豆まきは、昔中国から伝わってきた風習だそうです。

小さい頃は「もっと豆が食べたい。」と言っていたのが懐かしいです(笑)

なぜ立春の節分だげが現在残ったのかというと、、、

旧暦では春から1年が始まるとされていたので、今では節分=「春の節分」が大切とされ

認識が広まったようです。

元々は平安時代に宮中行事として、大晦日に行われていたそうですよ!

 

セントポーリア愛の郷では、2月3日に節分会を行い

職員扮する鬼に向かって新聞で作った手作りボールを投げて、無病息災を願いました。

お面をかぶっていると怖くみえますが、中は素敵な職員さんですよ!

豆まきの様子はこんな感じでした。

「あたったら痛いから。」と鬼には投げずに後ろに

投げておられる方もいらっしゃいましたよ。

豆まきの様子1

豆まきの様子2

 

そして、エントランスに鬼が集まり集合写真!!

かわいい女子職員もいますよ(^^♪

鬼たち

昼⾷は節分献⽴で、イワシやお寿司等を召し上がっていただきました。

節分の行事食

毎月の行事のごちそうを私も楽しみにしており、ご入居者さんと「今日のお昼ご飯は

何かな?楽しみやね。」といつも話していますよ。

豆まきの様子をYouTubeにアップしていますので、よかったらご覧ください。

 

そして2月といえばもうひとつ大きなイベントがあります♡

バレンタインデーですよね。皆さんは、チョコレートあげましたか?

女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本独自のものだそうで

ヨーロッパでは、「愛の日」として花やケーキ、カードなどを贈るそうですよ。

バレンタインデー

2 ⽉ 10 ⽇に行われたにぎわい喫茶では、バレンタインにちなんで

おいしそうなチョコレートが!!

皆さん、「どれにしようかなぁ」と思わず笑顔がこぼれていました。

そして、おいしいチョコレートを食べながら⾳楽療法⼠による⽣演奏を

お楽しみいただきました(^^♪

今回はいつもの童謡や唱歌から趣向を変え、『カントリーロード』『人生の扉』『時代』

『サン・トワ・マミー』を演奏をしました。

喫茶にぴったりのお洒落な雰囲気で、⾃然に⼿拍⼦が起こり盛り上がりました。

ミニコンサート

ミニコンサートの中で演奏した『人生の扉』という曲ですが、皆さんご存じですか?

実は、私は聞いたことがなかったのですが、先日ショートステイでご利用の方より

とてもいい曲なので歌いたいと希望があり、聞いてみました。

とても心にしみて、時代ごとの自分の思い出をふりかえりながら、なんともいえない

ゆったりとした気持ちになりました。

さっそくショートご利用時に、大坪主幹と一緒に練習をしました。

歌詞の歌いまわしが難しい箇所もありますが、何度も練習され

上手く歌いたいという気持ちが伝わってきました。

 

せっかくですので『人生の扉』の歌詞の中で、私が好きなところを

紹介させていただきます。

(満開の桜や 色づく山の紅葉を 

この先いったい何度 見ることになるだろう

ひとつひとつ 人生の扉を開けては感じるその重さ

ひとりひとり 愛する人たちのために生きてゆきたいよ、、、)

の部分です。

春にピッタリの曲ではないかと思いますので、よかったら一度

聞いてみてください。

まだまだ肌寒い日もありますが、ふと木々をみてみると

段々つぼみがふくらんできています。暦の上ではもう春ですもんね。

 

先日、大正琴をいただいたので春の曲を演奏出来たらと思い、

はじめて触ったのですが、がんばって練習しました

音楽療法士3人で、松任谷由実さんの『春よ来い』のアレンジを考えました。

大正琴の音色が、春にとっても似合うなぁとしみじみ思いました。

少しでも春を感じていただけたらと思います(^▽^)/

そしてもう一つは、セッション風に演奏してみました(^▽^)/

歌詞もいれてますので、よかったら一緒に歌ってくださいね。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに♪

 

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